SSブログ

民法 基礎から公務員試験へ! その1 始めに民法って何? [公務員試験]

スポンサーリンク




民法を学ぶ前に民法を大まかに知ろう!

民法とは私人間の法律関係を規律する私法の一般法です。一般法とは簡単に言うと「もっとも基本的なルール」というものです。

一般法と対置されるのが特別法です。よく聞く「特別法は一般法を破る」という言葉は、同じ事項に関して異なる規定がある場合には特別法が優先的に適用されるということです。

具体例をあげると、民法は一般法、会社法はその特別法でありますので、企業が行う取引には会社法(特別法)が適用されるのです。
民法のことが少し分かったところで、次は民法のテリトリーについて!

事件が起きました。
Aが車を運転中にAのわき見運転が原因でBをはね、怪我をさせました。

1・被害者であるBは加害者であるAに対して治療費の請求を行う。
2・運転手Aは免許停止の処分を受けた。
3・運転手A業務上過失致傷罪に問われた。

上記の1は民法のテリトリーであり、民法はこれを不法行為に基づく損害賠償と呼びます。

上記の2は公安委員会が行う行政処分であり、憲法や行政法のテリトリーです。

上記の3は国家が刑罰権を発動するもので、刑法のテリトリーです。

民法には「国家が~」という言葉は原則でてきません。これは民法が私人関係を規律する法律だからです。それを私法と呼びます。

これまた簡単に言うとこんな感じです。

国・公共団体vs私人=公法(憲法・行政法など)

私人vs私人=私法(民法)

では次の記事から民法について本格的に学びましょう!



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。