SSブログ

ベトナム戦争 原因を解説します 公務員試験対策 [公務員試験]

スポンサーリンク




ベトナム戦争とは、アメリカに代表される自由主義陣営とソ連に代表される社会主義陣営が激しく対立していた冷戦期に起きた戦争である。

また、冷戦期を象徴する代理戦争の一つでもある。

アメリカはこの戦争で(南)ベトナム共和国を支援するために多大な軍事費と兵力を投入するも、1976年ベトナム社会主義共和国の成立など、アメリカのベトナム戦争直接介入は失敗に終わったと考えられる。当時、ベトナム戦争の日々の戦況はメディアを通して世界中に伝えられ、米軍戦闘の犠牲になったベトナム農民や南ベトナムの集落を焼き払う米兵の映像は、世界中の人々に衝撃を与えた。

アメリカの正義とは何なのかと疑問を持つ人は少なくなかったのだ。

私自身、南ベトナム解放民族戦線が潜むジャングルで犠牲になる米兵の映像を見た時には、アメリカは何のために戦争をしているのだろうかと強く疑問に感じた。

ベトナム戦争の泥沼化した戦況が報道されるにつれ、世界各地で反米・反戦運動が活発化していくのも自然の流れである。この反戦・反米の動きは日本でも例外なく起きた。

また、ベトナム戦争は日本にとって無関係なものではなかった。

シャープ太平洋軍司令官の「沖縄なくしてベトナム戦争を続けることできない」という言葉があるように、沖縄はベトナム戦争当時、補給・前線基地となっていたのである。

南ベトナム解放民族戦線が潜むジャングルを破壊する際に使用された枯葉剤の多くが、嘉手納基地や那覇軍港からベトナムに輸送されたと言われている。

まさに「太平洋の要石」のごとく、沖縄の米軍基地はアメリカ軍の戦闘に大きく貢献したのである。


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。